ストロークの下手な人(やり方のまずい人)は、結果的に鳴らないギターを育ててしまうことになります。それが悪循環となって、せっかくのいいギターも何かもっさりしたしゃきっとしない音になってしまうのです。一度そうなってしまったギターは、なかなかいい音に変えるのが難しいので、ストロークは初心者の間からしっかりとマスターするべきなのです。

ストロークのうまい人というのは、どんどんギターがいい音に変わっていきますので、それが好循環になり、ますますうまく聞こえるようになっていくのです。
ではストロークでいい音を出すためのポイントを整理しましょう。
●ピックは絶対にべっ甲。しかもティアドロップではなく、おにぎり型。最初から先の丸まったものは×。ティアドロップよりもおにぎり型の方がしっかりと握ることができますし、ただでさえ高価なものですから3箇所使えるのは大きいです。
●弦は最低でもライトゲージ。できればミディアムゲージ。エキストラライトのように細い弦では強いストロークで切れることが多くなりますし、何よりギターの木を鳴らすパワーが足りません。
●ブリッジは安物ではなく、牛コツか人造象牙で。ここは木に振動を伝える場所ですから、最も重要です。柔らかい素材では振動を吸収してしまいますので絶対に×。
●プッシュピンも安物は×。エボニーが最も良いのですが、ギターによっては思い切って真鍮製という選択肢も有りです。これもブリッジと同じ理由で重要。
●弦高も意外と大事。ストロークだからと少々高いままや弾きやすいからといって低すぎるのもいけません。6弦が12フレットで3mm。(フレットと弦の間に1円玉が2枚すれすれではいるくらい。)
●ギターが新しいうち(まだ音が育ってないうち)は、ローコード中心の弾き方をする。
●カポタストはできるだけ使わない。
●できればナットも人造象牙または牛骨。真鍮製は弦が切れやすいので×。
以上のことを守って基本通りにストロークをじゃかじゃかやってください。できるだけハードな曲を。1年もすればきっと音が育ってくるはずです。












